塾長の安部です。
新年早々、キャッチ-なタイトルを付けてしまいましたが…
ここ数年、本当に文章を「書かなく」なりました。
代わりにパソコンやスマホで「打つ」ことばかりが増えました。
現にこのブログもコタツに埋まりながらパソコンで打ち込んでいますが、このような習慣を続けていると確実に漢字が書けなくなってしまいます。
普段使わないような漢字はなおさらです。
特に私などは理系を専門に教えているため、ホワイトボードに書く漢字と言ってもごく限られてきます。
日常生活において昨今、自分の名前や住所以外で手書きをする場面はあまりないのではないでしょうか…
以前にも少し話題に出しましたが、手と脳というのは非常に強固な結びつきがあります。
やはり人類、手を動かしてこそ賢くなるものだと思います。
これは自戒も込めて、ですが、勉強するときはノートやルーズリーフなど何でも構いませんが、必ず「紙に手書きする」ことだけは守ってください。
いま流行りのタブレット学習などもってのほかですから、絶対に騙されてはいけません。
工学部出身の私が言うのも変な話ですが、
テクノロジーの進歩というのは人類を物質的に豊かにはしますが、人間本来の能力を退化させ得る諸刃の剣であることを忘れず、
常に注意して見守ってゆく必要はあるでしょう。
以上、新しいモノ嫌いローテク人間からの小言でした(笑)